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J-GLOBAL ID:201302217327095890   整理番号:13A0962528

南西日本,別府湾における後期完新世の海成堆積物の層序とウィグルマッチングに基づく年代-深度モデル

Stratigraphy and wiggle-matching-based age-depth model of late Holocene marine sediments in Beppu Bay, southwest Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 69  ページ: 133-148  発行年: 2013年06月05日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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瀬戸内海西部の別府湾最深部における後期完新世の層序を確立し,年代-深度モデルを明らかにするために,14本の堆積物コア(1~9m長)の岩質・帯磁率・全岩密度・X線写真を解析した。コアは18枚の厚い(大規模イベント)高密度層(16枚のタービダイト層と2枚の火山灰層:>1cm厚さ)を含む。コアで優勢な半遠洋性泥の岩石学的観察と密度の変動によると,さらに55枚の薄い(小規模イベント)高密度層(<1cm厚さ)がある。半遠洋性泥の色特性とオパール・砂含有量の解析は,9岩質ユニットを規定した。イベント層のコア間層序対比の後に,単一合成コアの<sup>14</sup>C年代決定を行った。二枚貝貝殻42試料のAMS<sup>14</sup>C年代値を用い,後期完新世のシーケンスのためにウィグルマッチングに基づく年代-深度モデルを確立し,局地的リザーバー効果(ΔR)を決定した。年代-深度モデルによると,7.8m長の合成コアの堆積速度は0.23~0.30cm/年で,基底は約2800cal yr BPである。ウィグルマッチングによると,別府湾からの後期完新世の二枚貝試料のΔRは115~155年で,黒潮フロント近くの沿岸域から報告された推定と一致する。厚いタービダイトのウィグルマッチングに基づく年代は,歴史地震の年代値と±25年以内の違いを示した。加重最小二乗法か最尤法に基づく最適合ウィグルマッチングは,二枚貝の再移動や巣穴形成による年代データの分散の影響を最小にすることができ,年代-深度モデルの正確さを証明した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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第四紀  ,  年代測定 

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