文献
J-GLOBAL ID:201302217571357821   整理番号:13A0072095

高圧下有機溶媒中ポリ塩化ビニルの熱分解

Thermal decomposition of poly(vinyl chloride) in organic solvents under high pressure
著者 (1件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 502-507  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
塩化水素の二次反応によるプラスチック由来液体生成物の塩素化を研究するため,ポリ塩化ビニル(PVC)の熱分解を,初期窒素圧4.0MPaで0-90分間300-460°Cでデカリンあるいはテトラリン中で行った。PVCの脱塩素化が,300°Cで30分で完成した,双方の溶媒で脱塩素化PVCのさらなる小分解が観察された。その液体生成物へのPVCの転化は,400°Cで時間と共に進行した,デカリンよりもテトラリンで,さらに多くの液体生成物が生成した。液体生成物で,1,4-ジクロロブタンが300°Cでの支配的有機塩素生成物として観察された,その収率は双方の溶媒で反応時間と共に増加した。マイナー有機塩素生成物として,1,3-ジクロロブタン,1-クロロブタン,2-クロロブタン,及び塩素化溶媒を検出した。これらの結果は,1,4-ジクロロブタンが,気体状塩化水素及びPVCの脱塩素化から誘導されたポリエン鎖の間の二次反応のユニークな生成物であることを示した。デカリン中,1,4-ジクロロブタンの収率は温度と共に減少した,そしてクロロデカリンの最大収率は400°Cで観察された。逆に,テトラリン中全有機塩素化合物の収率は反応時間と共に低下した,そしてこの水素供与可能溶媒は,有機塩素化合物の生成を効果的に阻害した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抵抗性 
物質索引 (6件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る