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J-GLOBAL ID：201302217664013243   整理番号：13A0896700

疲労により生成されたサブミクロン単結晶金部品中のすべり帯の特性

Characteristic features of slip bands in submicron single-crystal gold component produced by fatigue

著者 (4件)： SUMIGAWA Takashi (Dep. of Mechanical Engineering and Sci., Kyoto Univ., Yoshidahommachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, JPN) ,  SHIOHARA Ryosuke (Dep. of Mechanical Engineering and Sci., Kyoto Univ., Yoshidahommachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, JPN) ,  MATSUMOTO Kenta (Dep. of Mechanical Engineering and Sci., Kyoto Univ., Yoshidahommachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, JPN) ,  KITAMURA Takayuki (Dep. of Mechanical Engineering and Sci., Kyoto Univ., Yoshidahommachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, JPN)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 61  号： 7  ページ： 2692-2700  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サブミクロン金属構成材の疲労挙動を研究するために,サブミクロン幅の試験部を有する単結晶金試料を用いて共鳴疲労実験を行った。試料の共鳴振動数が突然低下した時,疲労による結晶学的すべり帯が試験部表面上に現れた。これらすべり帯は,最大分解せん断応力振幅によるすべり系の活性化により形成された。すべり帯形成に対する臨界値は150MPaを超えると評価され,これはバルク対応物における固執すべり帯(PSBs)のそれより6倍以上大きい。電界放出型走査電子顕微鏡断面観察において,~15nm幅の突き出し/入り込みがすべり帯表面上に形成することを明らかにした。すべり帯はPSBsのそれらと同様な形態を有するが,それらはもっと狭い(バルク幅は1μmより大きい)。高い疲労強度の原因は,必要な狭いすべりによるだろう。すべり帯におけるひずみの局在は,疲労後の表面研磨試料における繰り返し変形により明らかにされた。このことは,すべり帯に,ある疲労下部組織が存在するだろうことを示唆している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *疲れ ,  *単結晶 ,  *金 ,  *滑り帯 ,  共振周波数 ,  疲れ強さ ,  下部組織 ,  集束イオンビーム ,  振動解析 ,  その場観察 ,  走査電子顕微鏡 ,  数値解析 ,  剪断応力 ,  応力分布 ,  繰返し荷重 ,  金属結晶 ,  部品
準シソーラス用語： ケイ素基板 ,  *微小部品 ,  有限要素解析

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 疲労 ,  サブ ,  単結晶 ,  すべり帯