抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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半導体レーザは,自然放出光の影響により,活性層内のキャリア密度の変動がおき,屈折率が変化し,発振周波数が変動する周波数雑音を内在している。我々は,この非周期的で高速な周波数雑音を積極的に用い,物理乱数生成システムを構築してきた。周波数雑音による半導体レーザの発振周波数変動幅は,主に発振幅として表現される。本研究では,フリーランニング半導体レーザと線幅の細い外部共振器半導体レーザを用いて,それぞれ乱数を生成した。生成した各乱数列を暗号用乱数検定FIPS140-2に通し,評価結果を比較し,乱数を生成する半導体レーザの発振幅が乱数性に及ぼす影響を考察した。(著者抄録)