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J-GLOBAL ID：201302218486664860   整理番号：13A1327731

ヒヨコマメ実生苗の生長及び抗酸化物質系に及ぼす酸化亜鉛ナノ粒子の影響

Effect of zinc oxide nanoparticles on growth and antioxidant system of chickpea seedlings

著者 (3件)： BURMAN Uday (Central Arid Zone Res. Inst., Jodhpur, IND) ,  SAINI Mahesh (NAIP Project on Nanotechnology, Jodhpur, IND) ,  KUMAR Praveen- (Central Arid Zone Res. Inst., Jodhpur, IND)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 95  号： 3-4  ページ： 605-612  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒヨコマメ(Cicer arietinum L var.HC-1)の10日齢実生苗を用いて,硫酸亜鉛及び普通の粒径の酸化亜鉛を対照として,酸化亜鉛ナノ粒子の1.5あるいは10ppm水溶液を葉に噴霧したところ,1.5ppmで新芽の乾重量について極めて突出した応答を認めたが,10ppmでは根の生長に有害影響を認めた。しかし,全体的に見て,バイオマス蓄積の改善を認めた。この応答は,活性酸素種濃度が低いことに起因し,マロンジアルデヒド濃度が低いことからも分かるように,脂質過酸化があまり起こっていないためであろう。これはスーパーオキシドジスムターゼやペルオキシダーゼのような抗酸化酵素の活性低下と関連した。これらの結果は,植物への亜鉛の正確な適用が,植物の応答が濃度変化とともに変化する特に欠乏系において,大切であることを示しており,特定のナノ素材の作用機構の理解において重要である。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  環境影響 ,  *ヒヨコマメ ,  実生 ,  植物成長 ,  生体防御 ,  成長阻害 ,  酵素 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  *植物毒性 ,  成長促進 ,  *酸化亜鉛 ,  ペルオキシダーゼ ,  濃度依存性 ,  バイオマス ,  微量要素 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 抗酸化酵素 ,  抗酸化防御 ,  *酸化亜鉛ナノ粒子 ,  Cicer arietinum

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： マロンジアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒヨコマメ ,  実生苗 ,  生長 ,  抗酸化物質 ,  酸化亜鉛ナノ粒子