抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
板鍛造で引張応力と圧縮応力下での成形の共存で,組合せ方により鍛造時の成形荷重を引き下げる可能性を考慮して,背圧絞り加工を検討した。支持部を有する筐体の新成形法に利用し,単軸圧縮加工と後方押出し加工によるボス成形と比較検討した。その結果,以下の知見を得た。1)同じ高さのボスの成形する場合,潤滑状態によらず,パンチ荷重は背圧絞り加工,単純圧縮加工,後方押出し加工の順に大きくなり,背圧絞り加工は後方押出し加工の約半分のパンチ荷重で成形可能である。2)圧縮加工を受ける筐体底面の半径方向応力を比較すると,背圧絞り加工は絞りでの張力の影響により,単純圧縮加工や後方押出し加工よりも筐体半径方向の圧縮応力が小さい。3)背圧絞り加工でも,後方押出し加工と同様に,底部板厚が小さくなると,ボス部裏側にひけが発生する。