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J-GLOBAL ID:201302218706866914   整理番号:13A1193907

乾季のないボルネオ島熱帯雨林における炭素分配

Carbon allocation in a Bornean tropical rainforest without dry seasons
著者 (10件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 505-515  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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乾季のないボルネオ島熱帯雨林における炭素(C)分配の特性を明確にするために,森林の総一次生産量(GPP)及びC分配,すなわち地上の純一次生産量(ANPP),地上の植物呼吸(APR)及び全地下部炭素フラックス(TBCF)を調べた。そして,乾季のあるアマゾン熱帯雨林のそれらと比較した。GPP(30.61MgC/ha/年,渦共分散測定;34.40MgC/ha/年,バイオメトリクス測定)はアマゾン熱帯雨林のそれらに匹敵した。ボルネオ島熱帯雨林は地上のバイオマスが大きくても,アマゾン熱帯雨林と比べてANPP(6.76MgC/ha/年)は同等であり,APR(8.01MgC/ha/年)はわずかに低かった。TBCF(19.63MgC/ha/年)はアマゾンの森林より高かった。水のアベイラビリティが高いと水をめぐる微細根の競争が少なく,GPPに対して高いANPP及び低いTBCFを提示することが示唆されるため,同等なANPP及びより高いTBCFは予想外であった。低い栄養利用性が同等のANPP及びより高いTBCFを説明する。これらのデ-タは,成熟した熱帯雨林の間にC分配形態に変動があり,その変動は単に土壌水アベイラビリティの差異だけによって説明できるものではないことを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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森林植物学  ,  植物に対する影響  ,  物質の代謝 
引用文献 (56件):
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