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J-GLOBAL ID:201302218733885831   整理番号:13A0932641

高精度エアロゾル質量分析計を用いた北京の冬におけるPM1有機エアロゾルのin situ測定

In situ measurement of PM_1 organic aerosol in Beijing winter using a high-resolution aerosol mass spectrometer
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 819-826  発行年: 2012年 
JST資料番号: A0206B  ISSN: 1001-6538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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有機エアロゾル(OA)は大気微粒子の極めて重要な成分である。北京のOAの化学的特徴と供給源のより良い理解を達成するために,サブミクロン・エアロゾルのサイズ分解化学組成を,5分の高時間分解能により,2010年冬に高時間分解能空中エアロゾル質量分析計を用いてin-situで分析した。この研究の際に,平均OA質量濃度は20.9±25.3μg/m<sup>3</sup>であり,1.9と284.6μg/m<sup>3</sup>の間を変動した。元素分析によると,平均H/C,O/C,N/C(モル比)はそれぞれ1.70,0.17,0.005であり,1.37のOM/OC比(有機炭素に対する有機物の質量比)に一致する。OAの平均質量ベースのサイズ分布は概ね450nmに明らかな集積モードのピークを示す。超微細粒子(D<sub>va</sub><100nm)の明らかな存在は主に燃焼源の新たな放出に由来した。有機質量スペクトル・データセットの正の行列因数分解(PMF)解析はOAを三つの成分に区分し,炭化水素状(HAD),加熱調理関係(CDA),酸素化(ODA)の各有機エアロゾルを含み,それは平均的にそれぞれ総有機質量の26.9%,49.7%,23.4%の割合を説明した。HOAとCOAはそれぞれ燃焼関連と加熱調理放出に付随する主な有機エアロゾル(POA)に相当し,OOA成分は劣化した有機エアロゾル(SOA)に相当する可能性があった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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粒状物調査測定 
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