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J-GLOBAL ID:201302219096467130   整理番号:13A0138037

テトラチアフルバレン-ジカルボン酸とピリジン塩基との酸化還元活性があるプロトン移動・水素結合系

A redox active proton transfer and hydrogen-bonding system of tetrathiafulvalene-dicarboxylic acid and pyridine bases
著者 (9件):
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巻: 14  号: 47  ページ: 16229-16235  発行年: 2012年12月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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超分子の構成に重要な水素結合に電子移動が絡むプロトン移動が加わるTTF系を検討した。酸化還元性がある酸塩基対としてジメチルチオテトラチアフルバレンジカルボン酸(H2L)とピリジン,2,2′-ビピリジン,4,4′-ビピリジンの系を調べた。ピリジン塩基の陽子磁気共鳴化学シフトとTTF部の酸化還元電位とから前記二つの相互作用が強く働くことが分った。サイクリックボルタンメトリーでも酸化還元とプロトン移動が併起する二段の方形反応を認めた。単結晶X線回折で水素結合の性格が分った。モノ-カルボキシル-ピリジン系と異なり,o-置換ジカルボキシル-ピリジン系ではH2Lの一プロトンが完全にカルボキシル基からピリジンに移動している。この移動の原因は分子内及び分子間の共役水素結合である。
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分類 (2件):
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酸化,還元  ,  分子化合物の結晶構造 
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