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J-GLOBAL ID：201302219147410898   整理番号：13A1899184

高分子電解質シミュレーションを通した高分子の稀薄溶液物性のある一つの理解

A picture of dilute solution behavior of polymers through polyelectrolyte simulation

著者 (3件)： YAMAKAWA Hiromi (Dep. of Polymer Chemistry, Kyoto Univ., Katsura, Kyoto 615-8510, JPN) ,  YOSHIZAKI Takenao (Dep. of Polymer Chemistry, Kyoto Univ., Katsura, Kyoto 615-8510, JPN) ,  IDA Daichi (Dep. of Polymer Chemistry, Kyoto Univ., Katsura, Kyoto 615-8510, JPN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 139  号： 20  ページ： 204902-204902-11  発行年： 2013年11月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モンテカルロ(MC)研究から,剛性コア有効Debye-Huckel静電対ポテンシャルを併用して離散Kratky-Porodミミズ鎖の使用により高分子電解質に対して永続長q及び二成分クラスタ積分β(または排除体積強度B)を得た。品質qは,Lennard-Jones対ポテンシャルを用いた鎖を用いてその手法の妥当性の予備的妥当付け後結合相関関数の初期減衰速度から決定した。質Bを,qに沿っての回転の平均二乗半径から擬二パラメータ(QTP)排除体積理論の使用により決定した。それらは高分子電解質,半柔軟性高分子としてヒアルロン酸ナトリウム,並びに典型的な柔軟性高分子の一例としてポリ(ナトリウム4-スチレンスルホナート)の二つのモデルケース(塩化ナトリウム水溶液中)について評定された。添加塩濃度cの関数としてのqおよびBに対して得られたMCデータの挙動を詳細に調べ,それらをqのOdijk-Skolnick-Fixman理論,及びBのFixman-Skolnick(FS)理論,並びに文献実験データと比較した。特に,BのMC値は殆ど完全にFS理論と大きなcに対して完全に一致する(後者は小さいcで過大評価する)。Bの値それ自身及びQTP理論の妥当性を,非イオン高分子のケースとの比較で考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *高分子電解質 ,  *希薄溶液 ,  *シミュレーション ,  ポテンシャル ,  モデル ,  みみず鎖 ,  排除体積効果 ,  ヒアルロン酸 ,  ポリスチレンスルホン酸 ,  Lennard-Jonesポテンシャル
準シソーラス用語： ヒアルロン酸ナトリウム ,  ポリ(スチレンスルホナート) ,  モンテカルロシミュレーション ,  対ポテンシャル ,  離散モデル

分類 (2件)： 高分子溶液の物性一般  (CG02011K) ,  溶液論一般  (CB05010Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子電解質 ,  シミュレーション ,  高分子 ,  稀薄溶液 ,  物性 ,  理解