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J-GLOBAL ID：201302219298114905   整理番号：13A0783782

毛筆書写熟練度を定量評価する手法の開発

Development of Quantitative Assessment for Brush Handwriting Ability

著者 (4件)： 大山航 (三重大 大学院工学研究科) ,  伊藤克徳 (三重大 大学院工学研究科) ,  若林哲史 (三重大 大学院工学研究科) ,  木村文隆 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 495(PRMU2012 180-226)  ページ： 175-179  発行年： 2013年03月07日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 毛筆書写の熟練度を定量評価する手法に関する基礎研究について発表する。本研究では,書道半紙上に毛筆で書かれた「永」の1文字を用いて,筆記者の毛筆書写熟練度をオフラインで評価する手法を検討する。実験方法として,サーストンの一対比較法を用いて算出した心理的評価値と,特徴空間中の距離との相関性を調べた。距離の算出は以下の手順により行う。まず,フラットベッドスキャナを用いて電子化された毛筆書写画像から,濃度こう配特徴を抽出する。次に,主成分分析により次元数を削減し,基準サンプルと入力毛筆書写サンプルとの間のマハラノビス距離を算出する。特徴ベクトルの距離と心理的評価値とをそれぞれ,説明変数,目的変数として線形回帰を行う。求めた回帰直線に,新たに入力された評価画像と基準サンプルとの間のマハラノビス距離を代入して,評価画像の心理的評価値を推定する。心理的評価値を付与した15例×2セットの毛筆書写データセットを準備し,評価実験を行った結果,毛筆書写熟練度のオフライン評価が可能であることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 日本語 ,  主成分分析 ,  *CAI【計算機】 ,  *定量的分析 ,  類似性
準シソーラス用語： Mahalanobis距離 ,  手書き文字 ,  熟練度 ,  *書道 ,  線形回帰分析 ,  特徴空間 ,  毛筆

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 毛筆 ,  書写 ,  熟練度 ,  定量評価 ,  手法 ,  開発