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J-GLOBAL ID：201302219493465127   整理番号：13A0357378

Saccharomyces cerevisiaeにおけるグリコシル化効率とグリカン構造を改変するための複合システム

A Combined System for Engineering Glycosylation Efficiency and Glycan Structure in Saccharomyces cerevisiae

著者 (4件)： NASAB Farnoush Parsaie (ETH Zuerich, Zuerich, CHE) ,  AEBI Markus (ETH Zuerich, Zuerich, CHE) ,  BERNHARD Gesche (Lonza, Ltd., Visp, CHE) ,  FREY Alexander Daniel (ETH Zuerich, Zuerich, CHE)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 79  号： 3  ページ： 997-1007  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： S.cerevisiaeでヒト型N-グリカンを有する組換え蛋白質を発現させるための,新たなN-グリコシル化経路を構築した。そのために,脂質結合型オリゴ糖の合成に関与するALG11とALG3遺伝子を二重欠失し,ネイティブな高マンノース型構造を形成できないS.cerevisiae変異株を用いた。この変異株に人工フリッパーゼとLeishmania brasiliensisのオリゴ糖トランスフェラーゼを導入した。それによって,脂質結合型Man₃GlcNAc₂に由来するMan₃GlcNAc₂構造を,ゴルジ体に結合したヒトN-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼIならびにIIが直接利用できるようにした。ニワトリ卵白リゾチームに対するモノクローナル抗体をモデル蛋白質とした実験から,N-グリコシル化蛋白質の発現法としての本法の有効性を示唆した。

シソーラス用語： Saccharomyces cerevisiae ,  グリコシド ,  多糖類 ,  *グリコシル化 ,  タンパク質合成 ,  分子遺伝現象 ,  遺伝子操作 ,  代謝経路 ,  グリコシルトランスフェラーゼ ,  酵素 ,  Leishmania ,  *糖タンパク質 ,  組換タンパク質 ,  モノクローナル抗体
準シソーラス用語： Leishmania braziliensis ,  N-グリカン ,  *N-グリコシル化 ,  オリゴ糖トランスフェラーゼ ,  フリッパーゼ ,  生合成経路 ,  組換体 ,  組換蛋白質発現 ,  代謝工学

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  遺伝子操作  (EC02050B) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P)

タイトルに関連する用語 (5件)： Saccharomyces ,  グリコシル化 ,  グリカン ,  改変 ,  複合システム