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J-GLOBAL ID：201302219593004232   整理番号：13A0813110

高町若宮八幡宮における土壌中¹³⁷Csの偏在について

著者 (4件)： 大野峻史 (新潟県放射線監視セ) ,  鈴木直樹 (新潟県放射線監視セ) ,  春日俊信 (新潟県放射線監視セ) ,  丸田文之 (新潟県放射線監視セ)
資料名： 新潟県放射線監視センター年報  (Annual Report of Niigata Prefectural Institute of Environmental Radiation Monitoring)
巻： 9/10  ページ： DAI9KAN,39-42  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： L4938A  ISSN： 1349-2357  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新潟県放射線監視センターでは,柏崎刈羽原子力発電所周辺放射線監視年度計画に基づき,柏崎刈羽地域の勝山,荒浜,高町の3地点において,年2回土壌の採取を実施している.また,文部科学省委託の環境放射能水準調査により,安田において年1回の採取を行っている.今までに,これらの地点の土壌からは,過去の核実験等に由来する¹³⁷Csが検出されているが,調査開始時以降,減少しつつある.その中でも採取地点のひとつである刈羽村高町の若宮八幡宮は,普段,人が立ち入らない場所であり,土壌の入れ替え等がないと考えられることから他の地点よりも高い濃度の¹³⁷Csが継続して検出されていた.平成22年7月の高町における土壌採取の際に,今までの採取場所から数m離れて採取を行った結果,土壌中¹³⁷Cs濃度が2.1Bq/kg乾と同地点のこれまでの最低値を記録した.このことから,同地点は数m離れた場所によって¹³⁷Cs濃度差が大きいこと予想され,その¹³⁷Cs濃度の分布を把握するために調査を行ったので報告する。

シソーラス用語： 土壌汚染 ,  *土壌 ,  *放射能汚染 ,  新潟県 ,  *放射線モニタリング ,  発電所 ,  環境放射能 ,  *ホットスポット
準シソーラス用語： 柏崎刈羽原子力発電所

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高 ,  土壌 ,  137Cs