抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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様々な海上風プロダクトの特徴を明らかにするため15種類の全球海上風速プロダクトの比較を行った。まず,計103地点の係留ブイの風速データとの比較を行った結果,CCMPはRMSEが最小,相関係数は最大であったので,次にCCMPを基準プロダクトとして残りの14種類と相互比較を行った。QuikSCATやJ-OFURO2はITCZ及びSPCZにおいて平均差が+1.0m/s以上,RMSDは2.0m/s以上の極大域が顕著であり,GPCPの日平均降水アノマリーと正の相関もみられたことから,Rain contaminationの影響が顕著であると言える。また,放射計プロダクトのうち低周波を使わない全てのプロダクトでは沿岸湧昇域等の海域で-0.2m/s以上の過小評価が顕著にみられた。(著者抄録)