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J-GLOBAL ID:201302219945344705   整理番号:13A0145633

泌乳初期中の脂肪動員の変化は高生産乳牛における飼料摂取量,ボディコンディション,および脂質とグルコース代謝に異なって影響する

Variation in fat mobilization during early lactation differently affects feed intake, body condition, and lipid and glucose metabolism in high-yielding dairy cows
著者 (11件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 165-180  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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泌乳初期中のエネルギー必要量と整合する脂肪動員は不足した飼料摂取量のために不可避であるが,乳牛間で大きく異なる。我々は高生産乳牛における乳生産,飼料摂取量,ボディコンディション,代謝および内分泌変化を調べ,乳生産に起因する分娩後の代謝負荷を克服する代謝と内分泌適応の可変戦略を同定した。この研究では分娩前後の脂肪動員が異なる牛を用い,分娩後の平均全肝臓脂肪濃度(LFC)によりそれを分類した。ドイツホルスタイン牛(n=27)を間乳期からそれらの第3乳汁分泌である分娩後63日まで調べた。全牛には同じTMRを乾乳期と泌乳期中に自由に与えた。代謝産物とホルモンの血漿中濃度を予測分娩前の56,28,15,および5日と分娩後63日まで週一回採取した血液試料により測定した。分娩前56と15日および分娩後1,14,28,49日に肝臓生検を行い,LFCとグリコーゲン濃度を測定した。牛を高,中および低脂肪可動化牛に対する平均全LFCに従ってグループ分けした。平均LFC(±SEM)はグループ間で異なり,高,中および低脂肪動員牛で,それぞれ,乾物量の351±14,250±10,および159±9mg/gであり,一方,分娩後の肝臓グリコーゲン濃度は低脂肪動員牛で最高であった。低グループの牛は分娩後最高乾物摂取量と最低負エネルギーバランスを示したが,エネルギー補正泌乳量はグループ間で類似した。分娩後の体重減少は高脂肪動員牛で最大であるが,背脂肪厚の減少は中脂肪動員化牛で最大であった。非エステル化脂肪酸とβ-ヒドロキシ酪酸の血漿中濃度は高脂肪動員牛の分娩前後で最高であった。泌乳初期中の血漿グルコース濃度の減少は高グループで最大であり,分娩後の血漿インシュリン濃度は低グループで最高であった。改訂した定量的インシュリン感受性チェック指数値は移行期間と分娩後に減少し,中グループで最高であった。移行期間と分娩後の血漿コルチゾール濃度および血漿レプチン濃度は中グループで最高であった。脂肪動員の差はこれらの戦略のであり,乳生産におけるエネルギー代謝の個々の適応に寄与する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  飼養管理 

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