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J-GLOBAL ID:201302220104771348   整理番号:13A0619373

造血:上皮増殖因子は放射線障害後の造血再生を調節する

Epidermal growth factor regulates hematopoietic regeneration after radiation injury
著者 (14件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 295-304  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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骨髄抑制を引き起こすような損傷を受けた後の造血幹細胞(HSC)の再生を調節する機構はあまりよくわかっていない。我々は,TIE2発現細胞にBakとBaxが欠失しているTie2Cre;Bak1-/-;Baxflox/-マウスの骨髄血清中に,上皮増殖因子(EGF)が非常に豊富に存在することを突き止めた。このようなマウスでは,致死量の放射線全身照射(TBI)後にHSCプールが放射線から防護されており,100%の生存がみられた。野生型マウスの骨髄HSCは機能を備えたEGF受容体(EGFR)を発現しており,また,EGFの全身投与は,in vivoでHSCプールの回復を促進し,TBI後のマウスの生存を向上させた。これとは逆に,EGFRアンタゴニストのエルロチニブの投与は,TBI後のHSC再生とマウスの生存の両方を低下させた。VAVを発現している造血細胞にEGFRが欠損しているマウスでも,TBI後の骨髄幹・前駆細胞の回復に遅れがみられた。機構としては,EGFは,HSCの放射線誘導性アポトーシスを減少させており,こうした影響はアポトーシス促進タンパク質PUMAの抑制によって生じる。我々の知見は,EGFRシグナル伝達が,骨髄抑制につながる損傷を受けた後のHSC再生を調節することを示している。Copyright Nature Publishing Group 2013
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分類 (3件):
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血液の基礎医学  ,  サイトカイン  ,  動物に対する影響 
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