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J-GLOBAL ID:201302220129505960   整理番号:13A1015585

ZnO結晶の酸素空格子点におけるH2O2発生に基づく抗菌機構

Antimicrobial Mechanism Based on H2O2 Generation at Oxygen Vacancies in ZnO Crystals
著者 (9件):
資料名:
巻: 29  号: 18  ページ: 5573-5580  発行年: 2013年05月07日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光照射のない場合におけるZnOの抗菌活性の発現の理由はH2O2の発生であると考えられているが,ZnO懸濁液からどのようにH2O2が発生するのかいまだ明らかではない。この研究では,3種のZnO,すなわちテトラポッド状のZnOウィスカ(t-ZnO),ナノサイズのZnO粒子(n-ZnO)およびミクロサイズのZnO粒子(m-ZnO)の比較研究を行い,ZnOの抗菌活性とH2O2生成能力との相関を調べた。XPSによって決定されたZnO結晶の表面層における酸素空格子点(VO)の量がH2O2の生成に間違いなく関与していることが示唆された。VOの役割を確かめるために,H2,真空およびO2雰囲気のもとでの熱処理によりt-ZnO中のVOを調節し,H2O2発生および抗菌効果を調べた。もっとも多いVOを有するH2中で処理を行ったt-ZnOが,一貫して最も多くのH2O2を生成し,最良の抗菌効果を示した。
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  その他の無機化合物の格子欠陥 
タイトルに関連する用語 (5件):
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