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J-GLOBAL ID：201302220148687859   整理番号：13A1439858

MgOナノ粉末の抗菌性に対するいろいろなイオンドーピングの効果

Influence of different ions doping on the antibacterial properties of MgO nanopowders

著者 (6件)： RAO Yuanyuan ,  WANG Wei ,  TAN Fatang ,  CAI Yuncheng ,  LU Junwen ,  QIAO Xueliang
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 284  ページ： 726-731  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 他の無機抗菌剤と比較して,酸化マグネシウム(MgO)ナノ粉末は独自の抗菌機構と応用上のいろいろな利点を示し,広く注目を集めている。ここでは,いろいろなイオン(Li⁺,Zn²⁺,Ti⁴⁺)をドープしたMgOナノ粉末をそれぞれゾル-ゲル法で合成した。入手した前駆体とナノ粉末の構造とモフォロジをX線回折(XRD)や透過電子顕微鏡(TEM)およびX線光電子分光法(XPS)解析でキャラクタリゼーションし,確認した。MgOナノ粉末の抗菌性に対する三種類の金属イオンの影響も微量液体希釈法と寒天法を使ったEscherichia coli(E.Coli.ATCC 25922)に対するその殺菌活性によって調べた。その結果はLiドープMgOがより良好な抗菌活性を示すが,ZnドープおよびTiドープMgOは純粋なMgOよりも劣る抗菌活性を示すことを示した。MgOの抗菌性に対するいろいろなイオンドーピングの影響は主としてナノ粉末の酸素空格子点と塩基度にあると結論した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化マグネシウム ,  ナノ構造 ,  *微粉体 ,  *抗細菌作用 ,  *ドーピング ,  *金属イオン ,  *リチウム ,  亜鉛 ,  チタン ,  大腸菌 ,  セラミック ,  *ゾル-ゲル法
準シソーラス用語： Escherichia coli ,  ナノ粉末

分類 (2件)： 抗細菌薬の臨床への応用  (GW17030D) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： MgO ,  ナノ粉末 ,  抗菌性 ,  イオン ,  ドーピング