抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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回転機械の損傷診断には通常は加速度センサが用いられるが,低速回転の場合には診断が困難という問題がある。本研究ではジャークセンサを用い,低速回転に対応できる軸受損傷診システムを確立することを最終目標とし,本報ではその信号の特徴を明らかにすることを目的とする。まず低速回転ではジャークセンサが加速度センサよりも優位なことを示す。さらに低速回転時には,軸受損傷による周期的パルス状振動はセンサの固有振動成分が支配的になること,そのパルス状波形の未検出が発生すること,損傷以外の原因で発生するパルス状振動が同じレベルで重畳することを示し,低速回転における損傷診断の困難さの本質がそれらにあることを示す。(著者抄録)