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J-GLOBAL ID:201302220156329171   整理番号:13A1094459

植物起源のセルロースナノフィブリルから誘導したカーボンシート中の熱処理による黒鉛構造の発達

Development of graphite structure with heat treatment in a carbon sheet derived from cellulose nanofibrils of plant origin
著者 (7件):
資料名:
巻: 2013  号: 258  ページ: 187-194  発行年: 2013年06月15日 
JST資料番号: G0633A  ISSN: 0371-5345  CODEN: TASOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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市販されているナノフィブリルから成る植物起源の純セルロースペーストをエタノール又は蒸留水中に分散し,濾過によってナノフィブリルで構成されるシートを調製した。シートを炭化,ついで大気圧下2400°Cから3200°Cの間の温度で熱処理し,また元のペーストも炭化ついで3100°Cで熱処理した。セルロースナノフィブリルの直径はシート中では30-300nmであると分かっていたが,一方元のペースト中では繊維状組織は見られなかった。たとえ乱層構造成分が3200°C熱処理シートで観察されたとしても,炭素化シートの構造秩序は熱処理温度の増大に従って向上し,かつエタノール中分散ナノフィブリルから誘導したシートでは特に顕著であった。一方,3100°C処理ペーストは典型的な乱層構造を示した。カーボンシート中の黒鉛構造の発達はおそらく表面黒鉛化の結果であり,既報の高温下熱処理でバクテリアセルロースナノ繊維から調製した炭素化シートの黒鉛化と同一であると考えている。この熱処理シートの構造発達はバクテリアセルロースナノ繊維から調製した熱処理シートのそれより少なかった。結果はこの前駆体ナノフィブリルの直径と結晶性がバクテリアセルロースナノ繊維のそれらに比べて太くかつ低いことに起因するものと考えられよう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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炭素とその化合物  ,  その他の無機化合物の結晶成長 
引用文献 (14件):
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