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J-GLOBAL ID:201302220170001081   整理番号:13A1400670

完全に異方性の溶質分子のための拡張分子Ornstein-Zernike積分方程式 矩形座標系における定式化

Extended molecular Ornstein-Zernike integral equation for fully anisotropic solute molecules: Formulation in a rectangular coordinate system
著者 (2件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 084119-084119-10  発行年: 2013年08月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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拡張分子Ornstein-Zernike(XMOZ)積分方程式を,任意の形状の溶質及び固体表面近傍の溶媒の空間分布を計算するために定式化した。通常のMOZ理論は球調和展開法を用いて,溶液の成分の分子配向を取扱う。MOZ定式化は完全に厳密に解析的であるが,球調和展開の打ち切りは数値計算の有限の次数で要請され,複雑な分子に対してはかなりの誤差を生む。XMOZ積分方程式は通常のMOZ理論の矩形座標系への自然の展開であり,溶質の配向に関する球調和展開の打切りがない。その応用性を示すため,XMOZ理論を超ネット鎖(HNC)及びKovelenko-Hirata近似を用いて数種の系に応用した。その理論の枠内で得られた結果の質を通常のMOZ理論,分子動力学シミュレーション及び三次元参照相互作用サイトモデル理論からの値と比較した。非荷電球及びダンベルの錯体近傍の水の空間分布を計算した。その系を用いて,XMOZ及びほかの方法の近似のレベルを考察した。本理論の評定のため,三つの現実的分子(水,メタノ-ル及びアラニンジペプチド)の過剰化学ポテンシャルも計算した。XMOZ/HNC理論を用いての定性的に合理的な結果を得た。XMOZ理論は計算溶媒和熱力学の有用なツールとして広範囲の応用性をもつ。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
溶液論一般  ,  化学熱力学(混合系)一般 

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