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J-GLOBAL ID：201302220180648288   整理番号：13A0880346

YabukiとMatsu’uraのインバージョン法の2008年Wenchuan地震(Mw7.9)への応用

Application of Yabuki&Matsu’ura’s Inversion Method to the 2008 Wenchuan M_W7.9 Earthquake

著者 (3件)： Wang Yuebing (Inst. of Earthquake Sci.,CEA, Beijing) ,  Jin Honglin (Inst. of Earthquake Sci.,CEA, Beijing) ,  Fu Guangyu (Inst. of Earthquake Sci.,CEA, Beijing)
資料名： Dizhen  (Dizhen)
巻： 32  号： 2  ページ： 121-128  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2224A  ISSN： 1000-3274  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 2008年5月12日Wenchuan大地震がLongmenshan地震帯で起こった。ここはチベット高原の東縁に位置し,Beichuan-Yingxiu及びGuanxian-Jiangyo断層が破砕した。筆者達はGPSデータを用いYabukiとMatsu’uraのインバージョン法を応用してこの地震の地震時の滑り分布を推定した。筆者達のインバージョンでは全体の断層モデルを4つの副断層に分割した。筆者達の結果からこの大地震による滑りはYingxiu-Beichuan断層の南セグメントのYingxiu地殻の衝上運動で特徴付けられ,右ずれ成分は断層の北部セグメントの衝上滑りより大きい。筆者達の推定は地質調査及び破砕の特徴とよく一致している。推定された滑りはYingxiu町とBeichuan市の両地域で滑りが集中しそれぞれ9.6m及び9.3mに達し,地震により最大の死者と構造物の損傷が出た。大地震により解放された全モーメントは約8.07×10(20)NmでマグニチュードがMw7.9の地震に対応する。筆者達の研究からYabukiとMatsu’uraのインバージョン法は中国本土の断層滑りモデルの推定に適していることがわかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 大地震 ,  中国西南部 ,  解析 ,  高原 ,  断層 ,  破砕 ,  *地震 ,  *滑り ,  *分布 ,  衝上断層 ,  地震モーメント ,  震災 ,  モデル ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  2008年 Wenchuan地震 ,  インバージョン法 ,  チベット高原 ,  *地震時滑り分布 ,  断層滑りモデル

分類 (4件)： 測地学  (DC02000X) ,  地震学一般  (DC03020A) ,  地震の物理的性質  (DC03050H) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： インバージョン法 ,  2008年Wenchuan地震 ,  応用