文献
J-GLOBAL ID:201302220375087574   整理番号:13A0955789

ラットでのオクラトキシンAのin vivo動態と生体内変化を明らかにするためのLC-MS/MSとLC-TOF-MSの組み合わせ

Combinatorial approach of LC-MS/MS and LC-TOF-MS for uncovering in vivo kinetics and biotransformation of ochratoxin A in rat
著者 (10件):
資料名:
巻: 925  ページ: 46-53  発行年: 2013年04月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ラット中のオクラトキシンA(OTA)のin vivo動態と生体内変化を調べるために,液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)と液体クロマトグラフィー-飛行時間型質量分析(LC-TOF-MS)の連結プラットフォームを開発した。安定同位体希釈LC-MS/MS法は,直線性(R2≧0.9990),感度(0.05ngmL-1の定量下限),正確度(83.3-108.3%),精度(RSD≦15.6%),及び安定性(≧75.0%)によって検証され,血漿,心臓,肝臓,脾臓,肺,腎臓,及び脳中のOTAの定量に適用性があった。実行時間は7分であった。同時に,LC-TOF-MS法が,OTAの代謝物を14分の全実行時間で同定した。ラットでの0.2mg/kg b.w.のOTAの経口投与後の動態と分布のその後の研究は,OTAが,その迅速な吸収のために,5時間以内で1932.4±124.9ngmL-1の最大値に達した後,血漿中にゆっくりと排泄され,半減期(t1/2)は75.6±29.0hであることを示唆した。20日間の0.1mg/kg b.w.OTAの毎日の経口投与後の組織内蓄積の結果は,OTAの最大濃度が肺(95.9±13.7ngg-1)>肝臓(76.0±9.7ngg-1),心臓(62.0±4.2ngg-1),及び腎臓(55.7±4.7ngg-1)の順に観察された。また,OTAの3種の毒性の少ない代謝物が明確に同定され,オクラトキシンβ(OTβ)とオクラトキシンβ(OTB)メチルエステルが腎臓と脾臓中にそれぞれ見出される一方,フェニルアラニンが心臓と腎臓に検出された。OTAの可能な代謝経路を示した。達成されたこれらの結果は,LC-MS/MSとLC-TOF-MSを組み合わせた方法が,動物での毒性学的知見の解釈,及び得られるデータの対照としてのヒトへの外挿のためのOTAの動態と代謝を明らかにする価値ある手段であることを証明した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 

前のページに戻る