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J-GLOBAL ID：201302220388162460   整理番号：13A0530207

沖永良部島の鳥類相

著者 (2件)： 中村麻理子 (第一幼児教育短大) ,  鮫島正道 (第一幼児教育短大)
資料名： Nature of Kagoshima  (Nature of Kagoshima)
巻： 38  ページ： 63-71  発行年： 2012年05月29日 
JST資料番号： L8296A  ISSN： 1882-7551  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖永良部島の鳥類相,生息・出現する鳥類の種類,について2年間にわたり調査を行なった。すなわち鳥類の種類・鳥類季節・生息環境の把握を目的とした。15目40科103種が確認され,環境省鹿児島県のレッドデータブックに掲載されている種は21種であった。確認された鳥類の種別の生息期間と出現型も調査した。留鳥42種,旅鳥22種,冬鳥21種,夏鳥16種,迷鶏2種が確認された。さらに鳥類に種による環境選択について,自然環境と人為環境について調査を行なった。森林,草原,移水帯,内水面及び外水面鳥類群について調査し,人為環境は農耕地・荒地,市街・庭・公園,及び港・魚港について調査した。奄美諸島の一部であるこの島は渡り鳥にとって重要な移動経路になっており,中継地点や休息地として重要な場所であり,鳥類の保全や保護のために多様な自然を残すことが望まれる。

シソーラス用語： *奄美諸島 ,  *ファウナ ,  一覧表 ,  生物 ,  自然環境 ,  生息環境 ,  絶滅危惧種
準シソーラス用語： レッドデータ ,  *沖永良部島 ,  人為環境 ,  鳥類季節 ,  *鳥類相

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (11件)：

• 鹿児島県環境生活部環境保護課(編)(2003)鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物動物編.財団法大鹿児島県環境技術協会.
• 環境庁自然保護局野生生物課(編)(1993)日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状-(脊椎動物編).pp.25-40.財団法人自然環境研究センター,東京.
• 環境省自然環境局野生生物課(編)(2002)改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブック-2鳥類.財団法大自然環境研究センター,東京.
• 清棲幸保(1978)日本鳥類大図鑑1-II.講談社,東京.
• 黒田長久(1969)鳥類の研究-生態-.新思潮社,東京.

タイトルに関連する用語 (2件)： 沖永良部島 ,  鳥類相