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J-GLOBAL ID:201302220493743613   整理番号:13A0965204

高解像度の海洋古環境復元

著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 5-13  発行年: 2013年04月27日 
JST資料番号: L6053A  ISSN: 0912-4829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海洋堆積物中に含まれる炭酸塩試料がもつ海洋環境変化に伴うδ18O,微量元素の微細な変動より,海洋古環境を高時間分解能で復元する研究が進められてきている。炭酸塩殻の微細組織に注目し,造礁性サンゴ,浮遊性有孔虫,大型二枚貝(シャコガイ)を例として,高解像度解析による結果の例について解説する。サンゴに関し,石灰化速度とSr/Ca比の間には関係がなく,微細スケールでの元素の不均一構造より,生理的プロセスの重要性によることが示された。浮遊性有孔虫に関し,殻に含まれる元素,同位体の不均一性より,殻の組成より単純には古気温を推定することには無理があることが示された。シャコガイに関し,殻の微量元素濃度は,温度の対応関係は必ずしも認められず,殻のSr/Ca比と光量の関係より,光合成促進の石灰化プロセスが殻のSr/Ca比を支配している可能性が示された。
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  環境因子の生物影響一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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