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J-GLOBAL ID：201302220538914252   整理番号：13A1763772

多孔性のPd基バルク金属ガラスの電気化学特性

Electrochemical Properties of Porous Pd-Based Bulk Metallic Glasses

著者 (5件)： QIN Fengxiang (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ.) ,  XIE Guoqiang (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ.) ,  WADA Takeshi (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ.) ,  ZHU Shengli (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ.) ,  DAN Zhenhua (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 54  号： 8  ページ： 1347-1350 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Hanks溶液中のさまざまなポロシティの多孔性のPd_42.5Cu₃₀Ni_7.5P₂₀バルク金属ガラスの腐食挙動を調べた。その結果,すべてのバルク金属ガラスが同様な腐食挙動を示すことが明らかになった。ポロシティが0と18%のバルク金属ガラスは,陽分極曲線の10^-2と10^-1A/m²との間の不動態電流密度で自発的に不動態化した。ポロシティが40と55%のバルク金属ガラスは,電流密度の徐々の増加とともにアノード過程を示した。アノード電位の増加につれ,明らかな不動態分解は陽分極プロセスには生じなかった。分極抵抗は,0から55%へのポロシティの増加とともに減少した。55%ポロシティのバルク金属ガラスの不動態膜の分解電位は,0%ポロシティのPd_42.5Cu₃₀Ni_7.5P₂₀バルク金属ガラスのそれより約100mVより低かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多孔質金属 ,  *パラジウム合金 ,  *非晶質合金 ,  *特性 ,  銅含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  リン含有合金 ,  腐食 ,  空隙率 ,  多孔性 ,  陽分極 ,  不動態 ,  電流密度 ,  分極抵抗 ,  不動態皮膜 ,  体液 ,  分解電圧 ,  *バルク金属ガラス
準シソーラス用語： *電気化学的性質 ,  陽極電位 ,  人工体液

分類 (2件)： その他の物理的・機械的性質  (WB02040F) ,  電気化学一般  (CB07010N)

引用文献 (13件)：

• 1) N. Nishiyama and A. Inoue: Intermetallics 10 (2002) 1141–1147.
• 2) A. Inoue, N. Nishiyama and T. Matsuda: Mater. Trans. JIM 37 (1996) 181–184.
• 3) A. Inoue, N. Nishiyama and H. M. Kimura: Mater. Trans. JIM 38 (1997) 179–183.
• 4) A. Inoue: Acta Mater. 48 (2000) 279–306.
• 5) T. Wada and A. Inoue: Mater. Trans. 44 (2003) 2228–2231.

タイトルに関連する用語 (4件)： 多孔性 ,  Pd基 ,  バルク金属ガラス ,  電気化学特性