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J-GLOBAL ID:201302220555092860   整理番号:13A1871995

早産治療としての食餌性フラボノイド: ルテオリンとケンフェロールはヒト妊娠組織の炎症をin vitroで抑制する

Dietary Flavonoids as Therapeutics for Preterm Birth: Luteolin and Kaempferol Suppress Inflammation in Human Gestational Tissues In Vitro
著者 (4件):
資料名:
巻: 2013  号:ページ: 485201,1-10  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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感染/炎症は子宮収縮と胎膜破壊の開始による早産(PTB)と一般に関連する。炎症性サイトカインは,細胞外マトリックス(ECM)を分解するマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)と子宮収縮を開始するプロスタグランジンを誘導する。核因子-κBと活性化因子蛋白質-(AP-)1はこれらの分娩前メディエータ形成に重要な役割を持つ。非妊娠組織で,ルテオリンとケンフェロールのような食餌性フラボノイドは,NF-κB,AP-1とそれらの下流標的を阻害する。ルテオリンとケンフェロールがヒト妊娠組織で感染誘導分娩前メディエーターを低下するかどうか明らかにすることを試みた。ルテオリンまたはケンフェロールの有無により胎膜をLPSとインキューベーションし,さらに初代羊膜細胞と子宮筋細胞をIL-1βとインキューベーションした。ルテオリンとケンフェロールは,胎膜で炎症誘発サイトカイン(IL-6とIL-8)とプロスタグランジン(PGE2とPGF)のLPS誘導分泌,子宮筋でIL-1β誘導COX-2遺伝子発現とプロスタグランジン生産,さらに羊膜と子宮筋細胞でIL-1β誘導MMP-9活性を著しく低下させた。ルテオリンとケンフェロールは,IL-1β誘導NF-κBp65DNA結合活性と核でのc-Jun発現を低下させた。ルテオリンとケンフェロールがヒト妊娠組織の分娩前メディエータを阻害することを結論付ける。予定日前分娩を引き起こす炎症の中心的役割を考慮し,植物フェノールはPTB発生率を低下させる治療手段となると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  婦人科疾患,妊産婦の疾患 

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