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J-GLOBAL ID:201302220636941535   整理番号:13A1145829

N末端を修飾したロイコシンAアナログのデザイン,合成および抗菌活性の評価

Design, synthesis and evaluation of antimicrobial activity of N-terminal modified Leucocin A analogues
著者 (5件):
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巻: 21  号: 13  ページ: 3715-3722  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クラスIIaバクテリオシンは,競合する微生物を破壊するために乳酸菌から産生される強力な抗菌ペプチドである。これらのペプチドのN末端ドメインは,保存性のYGNGV配列とジスルフィド結合から成っている。活性にはYGNGVモチーフが必須であったが,ジスルフィド結合に関与する2つのシステインは疎水性残基で置換することができた。C末端領域は種々の配列を持ち,保存性で両親媒性のαヘリックス構造にフォールディングしていた。これらのペプチドのN末端ドメインの構造活性相関を解明するために,クラスIIaバクテリオシンのロイコシンA(LeuA)のN末端のβシートの残基をより短いβターンモチーフで置換することにより3種類のアナログ(1-3)デザインし,合成した。この置換によりアナログの抗菌活性が消失したが,アナログ1はLeuAの活性を競合的に阻害することができた。LeuA(37量体)を非変性の化学ライゲーション法を用いて高収率で合成した。円二色性分光法と分子動力学シミュレーションを用いた溶液中の立体構造研究により,アナログ1のC末端領域はLeuAに認められる様なヘリカルフォールディングをとるが,N末端領域はβ-シート立体配座にフォールディングしないことが示唆された。これらの構造活性研究により,クラスIIaバクテリオシンの活性における適切なフォールディングと完全な配列の役割が明らかになった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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化学合成  ,  生理活性ペプチド 

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