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J-GLOBAL ID：201302220645189935   整理番号：13A1143076

快適性を生み出す音と振動の制御技術 自立切替式液封エンジンマウントの開発

The Development of Self Switchable Hydromount

著者 (2件)： 櫻井勝弘 (トヨタ自動車) ,  山本健太郎 (東洋ゴム工業)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 67  号： 7  ページ： 54-59  発行年： 2013年07月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エンジンの液封マウントについて解説した。オリフィス部の流れに応じてオリフィスを開閉させることができる切り替え弁を用いた自立切り替え式液封エンジンマウントについて調べた。2つのオリフィス(エンジンシェイクオリフィス,アイドルオリフィス)を設置し,アイドルオリフィス内部に切り替え弁を設置する。エンジンシェーク振幅とアイドル振幅の振幅差を利用して,特性の切り替えを行う。切り替え弁がオリフィスを閉じる際に生じる衝撃荷重の低減について調べた。アイドル振動を抑えながら,エンジンシェイク振動を約2.5dB低減することができた。エンジンシェイク振動振幅では,10-15Hzで大きな減衰力を出すことができた。

シソーラス用語： *エンジンマウント ,  オリフィス ,  方向制御弁 ,  衝撃荷重 ,  アイドリング ,  防振 ,  振動 ,  内燃機関 ,  切換 ,  独立性 ,  快適性
準シソーラス用語： エンジンシェイク ,  *液封 ,  *自立切替

分類 (2件)： 内燃機関一般  (PB02010R) ,  振動伝搬  (BB02040K)

引用文献 (4件)：

• 日本鉄道工業会. 防振ゴム. 273-274
• 野沢明. 自動車用エンジンマウントの技術紹介(防振ゴムの特徴・エンジン支持系の振動). ばね論文集. 2007, 52, 45-64
• 鈴木康弘. 電子制御式液封マウント適用による新型エンジンマウントシステムの開発. 自動車技術会学術講演会前刷集, 1995.5. 1995, 952, 85-86
• 柴山俊之. 液封マウント動特性の理論的考察. 自動車技術会学術講演会前刷集, 1998. 1998, 983, 145-148

タイトルに関連する用語 (8件)： 快適性 ,  音 ,  制御技術 ,  自立 ,  切替 ,  液封 ,  エンジンマウント ,  開発