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J-GLOBAL ID:201302220896815185   整理番号:13A1445345

Alzheimer病の非アミロイド形成経路におけるα-セクレターゼ活性に与える異なるリン脂質の影響

Effect of Different Phospholipids on α-Secretase Activity in the Non-Amyloidogenic Pathway of Alzheimer’s Disease
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 5879-5898 (WEB ONLY)  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病(AD)は,β-とγ-セクレターゼによるアミロイド前駆体蛋白質(APP)の蛋白質分解プロセッシングにより生成する,アミロイド-βペプチド(Aβ)の細胞外蓄積により仲介される。Aβ生成は,最初のエクトドメイン剥離が,Aβドメイン内でAPP切断を切断する,α-セクレターゼにより生じると,阻害される。このため,α-セクレターゼ活性の増加は,AD治療に対する魅力的な治療標的である。APPおよびAPP切断セクレターゼは,全て膜貫通蛋白質であり,このため,局所の膜脂質組成は,APPプロセッシングに影響することが示されている。何種類かの研究は,γ-セクレターゼを中心にしているが,α-セクレターゼの膜脂質微小環境の影響は,あまり明らかにされていない。この研究では,α-セクレターゼ活性に与える脂肪酸(FA)アシル鎖の長さ(10:0,12:0,14:0,16:0,18:0,20:0,22:0,24:0),膜極性脂質頭基(ホスファチジルコリン,ホスファチジルエタノールアミン,ホスファチジルセリン),飽和の程度およびFA二重結合の位置の影響を系統的に検討した。α-セクレターゼ活性は,短い鎖長のFAsと多不飽和FAsの存在により有意に増加するが,リン脂質頭基および二重結合の位置の変化は,α-セクレターゼ活性に影響しないか,ほとんど影響しないことを見出した。全体として,研究は,局所脂質膜組成が,α-セクレターゼ活性に影響し,ADに対し良好な効果を示すことを明らかにする。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  生物学的機能  ,  酵素一般 

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