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J-GLOBAL ID：201302220999142480   整理番号：13A1322362

スピン-Rabi振動の支配する弱く結合したS=1/2の常磁性状態のペアー間の電子遷移速度の解析的な記述

Analytical description of spin-Rabi oscillation controlled electronic transitions rates between weakly coupled pairs of paramagnetic states with S=1/2

著者 (4件)： GLENN R. (Univ. Utah, Utah, USA) ,  BAKER W. J. (Univ. Utah, Utah, USA) ,  BOEHME C. (Univ. Utah, Utah, USA) ,  RAIKH M. E. (Univ. Utah, Utah, USA)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 87  号： 15  ページ： 155208.1-155208.9  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピン間の結合が弱い場合には,スピンはお互い独立に振動し,Rabi振動のフーリエスペクトルはδピークを持つ。しかし,Rabi振動が電気的にパルス検出電子スピン共鳴法で検出されると,そうはならない。本研究では,弱いスピン交換およびスピン-双極子結合常磁性状態(S=1/2)の放射誘起スピン-Rabi振動によって支配される,スピンに依存する電子の遷移速度の理論および実験による研究について報告する。調査の結果,増加する駆動電界下で電気的に検出されたRabiスペクトルは,s=ΩRにおける単一のピークから,3つのピークに変化することが判明した。二つの領域のクロスオーバーは,ΩRがペアー内のZeemanエネルギーの差の期待値を超えると発生し,超微細場またはLande g因子のばらつきで生じる無秩序による磁気共鳴の広がりに対応している。

シソーラス用語： *振動 ,  電子遷移 ,  常磁性中心 ,  スペクトル ,  *ESR【磁気共鳴】 ,  Zeeman効果 ,  g因子
準シソーラス用語： Fourierスペクトル ,  Lande分岐因子 ,  *Rabi振動 ,  超微細場 ,  電子スピン共鳴

分類 (1件)： 電子スピン共鳴一般  (BM07021V)

タイトルに関連する用語 (6件)： スピン ,  Rabi振動 ,  常磁性 ,  電子遷移 ,  解析 ,  記述