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J-GLOBAL ID:201302221505616694   整理番号:13A1736162

北アドリア海に対する栄養物質負荷量のモデル化

Modeling nutrient loads to the northern Adriatic
著者 (4件):
資料名:
巻: 504  ページ: 182-193  発行年: 2013年11月11日 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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北アドリア海(NA)は,イタリア,スロベニア,スイスおよびクロアチアの4隣接国に広がる流域をもつ地中海の最も生産力のある地域の一つである。最新の研究は,Po川流域(イタリア部分)のように,主に最大栄養物質供給源からの栄養物質負荷量推定を含む。本研究は,イタリア,スロベニアおよびクロアチア部分を含むほぼ全寄与区域からの負荷量を推定することを目的としている。Arcview一般化流域負荷量関数(AVGWLF)モデルを適用し,NA流域からの栄養物質負荷量をシミュレートした。モデルは,流域からの流出,土砂および栄養物質(窒素とリン)負荷量をシミュレートできる。モデルのキャリブレーションと検証は,それぞれ1999年~2002年と2003年~2007年のデータで行った。Po川流域におけるシミュレーション値と実測負荷量の比較は良好な一致を示し,モデルの高い信頼性を示した。予想されるように,Po川はNAに対する栄養物質負荷量を支配した。しかし,結果は,他の寄与区域,例えば高強度の栄養物質負荷量をもつ小流域が大きな局所的影響(例えば,ベニス潟湖)を生じることも示した。また,モデルは,栄養物質の主要供給源が農業ばかりでなく,適切な下水処理(現在では二次処理)のない都市域も供給源であることを示した。適切な(三次処理)下水処理や他の栄養物質管理対策の導入など,これらの地域の適切な管理は,NAに対する栄養物質負荷量を減少させるであろう。今後の研究は,大小サブ流域からなる寄与区域における活動の制御と管理を最適化するためのモデルの利用に焦点を合わせるべきである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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