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J-GLOBAL ID:201302221533659471   整理番号:13A1408768

震災復興に貢献する粉体技術 無機系廃棄物を原料としたセシウムおよびストロンチウム吸着剤の合成と評価

著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 802-806  発行年: 2013年09月01日 
JST資料番号: Y0903B  ISSN: 1883-3292  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年3月11日に発生した東日本大震災による原発事故が放射性物質拡散を引き起こし,放射能汚染が深刻化している。これら放射性物質の環境への拡散防止や抑制策の一つとして,セシウム(Cs)137やストロンチウム(Sr)90などの放射性元素を高効率で迅速に吸着する無機イオン交換体の開発が注目されている。セシウムイオンに関してはプルシアンブルー系の吸着剤や結晶性ケイチタン酸および各種ゼオライトが使用されているが,オールマイティな吸着剤は存在しないため,複数の吸着剤を効率よく使用することが望まれる。これまでケイ酸カルシウム水和物の一種であるトバモライトを無機廃棄物から合成し,カドミウムイオンや鉛イオンの吸着性を調べてきた。今回の原発事故を受けて,この吸着剤をCsイオンやSrイオンの回収に利用できないかと考え,CsやSr用の吸着剤を作り,その吸着性を評価したので一部を紹介した。本稿では,吸着剤開発の基本コンセプト,吸着実験,吸着剤の合成と評価などについて解説した。
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分類 (3件):
分類
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吸着剤  ,  資源回収利用  ,  粉体工学 
引用文献 (5件):
  • 1) K. Ooishi, K. Ogino, H. Nishioka and Y. Muramatsu: "Characterization and Cadmium Ion-Removing Property of Adsorbents Synthesized from Inor-ganic Wastes", IOP Conf. Series : Materials and Engineering, 18, 162020 (2011)
  • 2)粉体工学会:"粉体粒子の組織制御による機能付与"、日刊工業新聞社(2008)
  • 3)近藤精一、石川達雄、安部郁夫:"吸着の科学"、丸善株式会社(2001)
  • 4)辰巳敬:"機能性ゼオライトの合成と応用"、(株)シーエムシー(1999)
  • 5)足立泰久、岩田進午:"土のコロイド現象"、学会出版センター(2003)

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