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J-GLOBAL ID：201302221554187219   整理番号：13A1186636

ホブ切りにおける超硬合金ホブの熱亀裂に関する基礎的研究

Fundamental Research on Thermal Cracks of Cemented Carbide Hob in Hobbing

著者 (4件)： 松岡寛憲 (大分大 工) ,  劉孝宏 (大分大 工) ,  中江貴志 (大分大 工) ,  小寺創 (大分大 大学院)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 79  号： 802  ページ： 2221-2232 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ホブ切りをシミュレートした舞いツール切削において,TiNおよび(Ti,Al)Nコーティッド超硬合金工具の材種の違いによるすくい面の熱亀裂の発生状況を,ドライとMQLの場合について調べた。その結果,ホブ材種をP10,P20およびP30と変えた場合,ドライ,MQLともに,(Ti,Al)NコーティッドP30の材種が熱亀裂の発生数は少なく,また,MQLを使用した場合に熱亀裂の発生数は少なくなる。熱亀裂の発生機構は,まず,切りくずがすくい面と接触を終了する位置(切れ刃から切りくず接触長さの位置)から切れ刃と直角方向に発生し,それが,次第に切れ刃に向かって伸び,外周切れ刃,丸み部および側面切れ刃に対してほぼ直角に発生することなどが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： ホブ切 ,  *ホブ ,  *加工 ,  *乾式切削 ,  *亀裂 ,  面 ,  超硬合金 ,  タングステン合金 ,  皮膜 ,  チタン化合物 ,  窒化物 ,  工具摩耗 ,  すくい面 ,  窒化チタン ,  逃げ面摩耗 ,  舞いツール ,  *セミドライ加工 ,  *ヒートクラック ,  機械的性質 ,  性質
準シソーラス用語： *MQL加工 ,  *熱亀裂

分類 (1件)： その他の切削  (QC02040C)

引用文献 (13件)：

• (1) Klocke, F., and Eisenblätter, G., “Dry Cutting”, Annals of the CIRP, Vol.46, No.2 (1997), pp.519-529.
• (2) 稲崎一郎,“MQL切削の技術動向”,トライボロジスト,Vol.47, No.7 (2002), pp.519-525.
• (3) Weinert, K., Inasaki, I., Sutherland, J.W., and Wakabayashi, T., “Dry Machining and Minimum Quantity Lubrication”, Annals of the CIRP, Vol.53, No.2 (2004), pp.511-537.
• (4) 朝倉俊一,“最近の歯車加工工具”,日本機械学会歯車の高品質加工と性能向上に関する調査研究分科会研究成果報告書,(2004), pp.19-24.
• (5) 河野賢祐,“歯車仕上げ加工の動向”,日本機械学会歯車の次世代加工技術と運転性能に関する調査研究分科会研究成果報告書,(2007), pp.44-48.

タイトルに関連する用語 (5件)： ホブ切り ,  超硬合金 ,  ホブ ,  熱亀裂 ,  基礎的研究