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J-GLOBAL ID:201302221755447707   整理番号:13A0719672

富山県のブナ科の硬い実の生産量に関連するニホンツキノワグマの秋の食性と行動圏標高

Autumn food habits and home-range elevations of Japanese black bears in relation to hard mast production in the beech family in Toyama Prefecture
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 199-208  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: X0863A  ISSN: 1343-4152  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,富山県のブナ科の実の生産量に関連するニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)の食性と行動圏標高を調べた。GPSにより9頭のクマ(オス4頭,メス5頭)を2005年から2007年の様々な期間,追跡し,食性を調べた。クマはFagus crenetaとQuercus crispulaの実が豊富にあるとF.crenataの実を選んで食べ,F.crenataの実が不足するとQ.crispulaとQ.serrataの実を食べ,それら2つが共に不足すると,Diospyros kakiなどを食した。またクマの行動圏標高もエサの垂直分布に応じて年毎に異なった。Q.serrata域(低標高)とF.crenata域(高標高)で捕獲したクマは,F.crenetaの実がないと各々Q.serrataとQ.crispulaの実を食べる傾向にあった。従って,クマの食性と行動圏標高に大きく影響するのは,F.crebataに対する嗜好や行動圏周辺の食資源分布などの因子の他にも,ブナ科の実の生産量の変動およびブナ種の垂直分布があった。
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (32件):
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