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J-GLOBAL ID:201302221937963921   整理番号:13A0042560

TiO2支持MnOx-CeO2混合酸化物による低温での水銀の酸化における煙道ガス成分の役割

Role of flue gas components in mercury oxidation over TiO2 supported MnO x -CeO2 mixed-oxide at low temperature
著者 (9件):
資料名:
巻: 243  ページ: 117-123  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MnOx-CeO2混合酸化物支持TiO2(Mn-Ce/Ti)を,超音波支援含浸法を用いて合成し,模擬石炭燃焼煙道ガスにおいて,200°Cで元素水銀(Hg0)の酸化に利用した。低品質石炭の燃焼を模した,1時間当たり60,000時間-1の空間速度を持つ煙道ガスの下で,200°CでMn-Ce/Ti触媒により,Hg0の90%以上の酸化を達成した。気相のO2は格子酸素を再生し,化学吸着酸素を補充し,これが,Hg0の酸化を容易にした。HClは,Hg0の酸化を担う煙道ガス成分であった。10ppmのHClと4%のO2は,実験した条件でHg0の100%の酸化をもたらした。SO2はHg0と活性サイトで競合し,従って,Hg0の酸化において触媒の能力を不活性化させた。NOは活性サイトを覆い,Hg0の酸化用の表面酸素を消費し,従って,Hg0の酸化を制限した。水蒸気は,それが,活性吸着サイトをHCl,並びに,Hg0と競合するため,Hg0の酸化を阻止する作用を示した。本研究は,個々の煙道ガス成分が,非常に有効なMn-Ce/Ti触媒の下で,Hg0の酸化に及ぼす促進的,または,阻害作用に関する情報を提供する。このような知識は,石炭火力発電プラントにおけるMn-Ce/Ti触媒の利用にとり,基本的に重要である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有害ガス処理法  ,  水銀とその化合物 

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