抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報告では,立方体型の情報ビュアーを備えたWebシステムであるKACHINA CUBE ver.2を題材として,組織における知識管理を支援するための新たなICT活用モデルについて論ずる。KC v2による3次元表現は,1次元を時間軸,残りの2次元を(空間的もしくは概念的)マップからなるものであり,このフレームワークの中に多様な情報をプロットすることができる。ユーザーは,プロットされた個別の情報(=フラグメント)をクリックすることで,データの詳細を確認できる。KC v2を用いることで,特定のデータベース全体を視覚的に俯瞰することが可能であると同時に,断片的なデータの詳細を分析することが可能となる。本報告では,具体的な活用例を交え,KC v2の経営情報学的意義について議論したい。(著者抄録)