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J-GLOBAL ID：201302222417276499   整理番号：13A0011301

金沢市の歴史まちづくりにおける用水の保全と活用

THE TRANSITION OF CONSERVATION AND MANAGEMENT OF HISTORICAL CANAL IN URBAN AREA KANAZAWA

著者 (3件)： 林大樹 (北海道大学大学院工学院) ,  越澤明 (北海道大学大学院工学院) ,  坂井文 (北海道大学大学院工学院)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 40  ページ： 1057-1060 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： この研究は,金沢市を対象に,市の用水保全施策と整備内容の変遷,及びそれらが及ぼした地域への影響を明らかにし,歴史まちづくりにおける歴史的資源の保全と活用に向けた整備の方策について考察することを目的とする。対象用水は,辰巳用水,鞍月用水,大野庄用水とし,研究方法は金沢市歴史建造物整備課用水・惣構堀保全室,緑と花の課,都市計画課,商店街振興会へのヒアリング,現地調査,各事業計画書等の文献調査による。まず,開削後の用水利用と都市化による用水の価値の軽視されていたことについ述べ,その後,用水保全のはじまり,保全施策が行われ,整備されたことを示している。そして道路の整備に伴う試みがなされ,用水と周辺環境との一体的整備の動きが見られることを述べている。

シソーラス用語： *石川県 ,  *町づくり ,  *歴史地区 ,  *用水 ,  *保全 ,  *利用 ,  調査 ,  現地調査 ,  政策 ,  道路整備 ,  環境
準シソーラス用語： *金沢市 ,  活用 ,  ヒアリング ,  施策 ,  周辺環境

分類 (1件)： 景観  (RD04010N)

引用文献 (18件)：

• 1) 日本建築学会編:水辺のまちづくり−住民参加の親水デザイン−,技報堂出版,2008.9
• 2) 渡部一二:生きている水路—その造形と魅力—,東海大学出版会,2003.4
• 3) 小林史彦,川上光彦:居住水準を考慮した建築形態規制緩和による歴史的町並み景観保全計画—金沢市東茶屋街における事例研究—,都市計画,別冊,都市計画論文集35,817-822,2000.10
• 4) 倉根明徳,川上光彦,西澤暢茂,小林史彦:歴史的市街地における都市計画道路整備のCVM評価に関する研究:金沢市における事例研究,都市計画,別冊,都市計画論文集,38(3),511-516,2003.10
• 5) 松谷圭祐,小林史彦,川上光彦,金沢市中心部における歴史的木造家屋の継承に関する研究:利用世帯・事業所の特性と意識からみた継承の動向と改修補助事業の影響,都市計画,別冊,都市計画論文集,41(3),403-408,2006.10

タイトルに関連する用語 (6件)： 金沢 ,  歴史 ,  まちづくり ,  用水 ,  保全 ,  活用