抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エネルギー問題に対する解の一つとしてバイオマスが挙げられる。著者らはバイオマスの活用と共に,産業廃棄物の有効利用も考慮して清涼飲料水製造において排出されるコーヒー滓に着目した。コーヒー滓のバイオコークス(BIC)化およびその燃焼実験を実施した。BICの成形にはホットプレス(413K,625min)を用いた。コーヒー滓はコーヒー豆の外皮,果肉,中白皮および抽出滓を含む。燃焼実験では,燃焼装置に組み込まれた熱天秤を用いた重量測定,着火および燃焼挙動観察を実施した。これらの実験から,熱分解と燃焼特性の異なるBICを配合した場合,燃焼特性は燃焼性の良い成分に強く影響を受けることを明らかにした。また,燃焼中の亀裂発生も成分配合を制御することで抑制できる可能性があることを示唆した。