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J-GLOBAL ID:201302222487124564   整理番号:13A1431747

酵母と乳酸菌の混合種バイオフィルム形成は将来有望なエタノール発酵の固定化細胞技術である

Yeasts and Lactic Acid Bacteria Mixed-Specie Biofilm Formation is a Promising Cell Immobilization Technology for Ethanol Fermentation
著者 (4件):
資料名:
巻: 171  号:ページ: 72-79  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前にいくつかのSaccharomyces cerevisiaeとLactobacillus plantarumが静置共培養で混同腫バイオフィルムを良く形成し,このバイオフィルムは固定化細胞としての可能性があることを推測した。著者らはS.cerevisiae BY4741とL.plantarum HM23との混合種バイオフィルムの繰り返し回文培養でのエタノール発酵への応用について研究を行なった。この混合種バイオフィルムはS.cerevisiae単独のバイオフィルムに比較して,非常に大量に形成され,洗浄にたいしてもはるかに耐性を示した。固定化細胞としてセルロースビーズ上に形成された混合種バイオフィルムを採用することにより,著者らは,10日間にわたり,10回の繰り返し回文培養で10~20%グルコースから充分なエタノールを生産することができた。この間のS.cerevisiaeとL.plantarumの細胞数は安定していた。混合種バイオフィルムシステムでは,エタノール生産量は副産物として乳酸を生産するためにS.cerevisiae単独の培養システムより若干少なかったが,人工的な制御なしにpHは安定にpH4以下で維持され,コンタミネーションに非常に耐性であることを示唆している。移植されたモデル汚染微生物,Escherichia coliとBacillus subtilisは短時間のうちにそのシステムから除去された。上記の結果から,S.cerevisiaeとL.plantarumの混合種バイオフィルムはエタノール発酵において,エタノール生産性とコンタミネーションに対する強靭な高耐性により将来有望な固定化細胞であることが示された。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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培養工学一般  ,  微生物代謝産物の生産  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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