抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
グラウンドアンカー(以下,アンカー)が施工された法面の安定性は,荷重計測用のモニタリング機器(以下,荷重計)を用いて緊張力を管理し,緊張力変化の収束などを踏まえ評価されている.しかしながら,荷重計の計測値は安定した地盤であっても外気温などの影響により一定値を示さないことがある.また,既設アンカーへの荷重計の後付けなどが極めて困難といった課題もあり,現在までに適切なモニタリング手法が定められていない.本論では,複数の法面における荷重計測データから荷重計の計測値が示す特性について分析を行うとともに,荷重計の機能検定方法や荷重計を既設アンカーに着脱する技術を新たに開発し,適切な残存引張り力のモニタリング手法についての提案を行った.(著者抄録)