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J-GLOBAL ID:201302222664277309   整理番号:13A1796261

日本の不法投棄場所における地下水中1,4-ジオキサン分布予測の新アプローチ

A New Approach for Prediction of 1,4-Dioxane Distribution in Groundwater at an Illegal Dumping Site in Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  ページ: II.247-II.258  発行年: 2013年10月19日 
JST資料番号: Y0732B  ISSN: 1345-9597  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1,4-ジオキサンはその物理化学的特性である低吸着,低分解,と低揮発性により地下水へ移動する。従って1,4-ジオキサン移動は地下水流に強く依存する。最も不確実で地下水流の臨界である透水係数は,正確に測定しなければならない。従来のアプローチでは,地下水流は透水係数を最適化する調整により推定し,そいて次に発生源や濃度など他の要因を考慮しながら1,4-ジオキサン分布の予測に調整した地下水流を用いた。他の要因は適正にセットされてはいるが,調整された地下水流モデルは完全には実際の地下水流を示さないので1,4-ジオキサン分布を常には正確に予測できない。従って1,4-ジオキサン分布を考慮しながら最も適当した透水係数を定義するため調整地下水流は再評価されなければならない。本研究は地下水中1,4-ジオキサン分布を正確に予測するため地下水流推定の立証プロセスを持つ新しいアプローチを提案した。このアプローチにおいて,地下水上層の透水係数のいくつかの利用可能セットを調整により推定し,そして各地下水流が調整と観測した1,4-ジオキサン濃度間に適合することを確認した。従来の方法に比べ本新アプローチの有効性を,約15年間1,4-ジオキサンにより汚染された3つの帯水層のある日本の不法投棄場所で事例研究により立証した。3つの帯水層の透水係数の8つの利用可能セットを観測地下水上層を用いて調整により決定し,次に1,4-ジオキサン濃度の誤差が最小となることを確認した。結果として,1,4-ジオキサン分布が従来のアプローチよりより正確に本アプローチにより推計できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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研究開発  ,  水質汚濁一般  ,  その他の汚染原因物質 
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