抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,農作物の契約出荷を行う農業法人が増加している。農作物の生育は季節や天候などさまざまな要因による影響を受けやすく,契約出荷を履行できるよう計画的に農作物を生育することは難しい。本稿では契約出荷される農作物の計画生産を支援するための生育予測手法を提案する。本手法では季節による農作物の生育の仕方の違いを考慮できるよう季節ごとに予測モデルの係数を推定する。農業法人でのハウス栽培ミズナの栽培実績データ1年分を用いて,収穫予定日の10日前を起点として収穫日の草丈長さと出荷ケース数の予測精度を求めた結果,農業法人が実用上必要な精度で草丈長さと出荷ケース数を推定できることが分かった。また季節の違いごとに生育予測モデルの係数を推定することで予測精度が有意な水準で改善することも分かった。(著者抄録)