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J-GLOBAL ID：201302223116567354   整理番号：13A0975498

すれちがい通信を利用した災害時避難誘導法

著者 (2件)： 藤原明広 (関西学院大 大学院理工学研究科) ,  巳波弘佳 (関西学院大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J96-B  号： 6  ページ： 580-588  発行年： 2013年06月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模災害が都市部に起こり,通信サービスが機能不全に陥った場合を想定し,災害耐性のあるネットワークシステムの一例として,すれちがい通信を利用した災害時避難誘導を提案する。この避難誘導では,避難者が避難所へ避難中に被災地の情報(被災による通行不能箇所や危険地帯)を携帯電話を用いて収集し,出会った被災者同士で情報共有を行う。我々は本提案を数値シミュレーションにより評価し,避難時間が避難者の渋滞の有無にかかわらず,大幅に短縮できることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *災害 ,  *誘導 ,  携帯電話 ,  情報共有 ,  *情報ネットワーク ,  *大規模災害 ,  *避難誘導
準シソーラス用語： 情報共有システム

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (11件)：

• コンピュータテクノロジー編集部(編),IT時代の震災と核被害,インプレスジャパン,2011.
• A. Vasilakos, Y. Zhang, and T.V. Spyropoulos, Delay Tolerant Networks: Protocols and Applications, Wireless Networks and Mobile Communications Series, CRC Press, 2012.
• 柏原士郎,上野淳,森田孝夫(編著),阪神・淡路大震災における避難所の研究,大阪大学出版会,1998. http://www.osaka-up.or.jp/kokai.html
• H.W. Hamacher and S.A. Tjandra, “Mathematical modeling of evacuation problems: A state of the art,“ Pedestrian and Evacuation Dynamics, pp.227-266, 2002.
• Q. Lu, B. George, and S. Shekhar, “Capacity constrained routing algorithms for evacuation planning: A summary of results,“ SSTD 2005, LNCS 3633, pp.291-307, 2005.

タイトルに関連する用語 (2件)： 災害 ,  避難誘導