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J-GLOBAL ID：201302223578905034   整理番号：13A0975453

超音波振動援用による高性能ホーニング加工法の開発-半径方向振動発生装置の開発と評価-

著者 (4件)： 水谷秀行 (中部大 工) ,  浜岡亨 (日進製作所) ,  浜田晴司 (多賀電気) ,  稲崎一郎 (中部大 中部高等学術研)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 57  号： 6  ページ： 395-400  発行年： 2013年06月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 機械の構成要素は大小さまざまな円筒穴を有し,これら内面の高精度・高能率加工の進展は,機械の性能および生産性の向上に不可欠である。本研究の目的は,砥石部分をパイプ・スリット構造としたホーニング砥石ツールを用いて,振動子が発する軸方向の超音波振動を砥石半径方向のたわみ振動に変換し,これを砥石の切込み運動として活用した新しい高性能ホーニング加工装置および方法を開発することである。本加工装置は,搭載する工作機械に特別な切込み機構を設けることなく,超音波振動の振幅を制御することによってμmオーダの内径寸法の調整を行うことができる。本報告では,開発装置の概要と基本性能評価のために行った実験結果について述べる。主な結果は以下の通りである。焼入れ鋼のホーニング加工において,砥石半径方向振動の振幅変化に対応した寸法生成量が得られることから,開発装置は円筒穴に対する寸法調整機能を有することが確認された。また,この装置および方法は仕上げ面性状の向上にも効果が認められるなど,ホーニング加工の高性能化に寄与することが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *超音波振動 ,  *ホーニング ,  *起振機 ,  半径方向 ,  *CBN砥石 ,  研削砥石 ,  窒化ホウ素 ,  電着 ,  表面粗さ ,  振動解析 ,  *研磨機 ,  加工面 ,  *ホーニング盤 ,  研削面 ,  *超音波振動研削 ,  加工精度
準シソーラス用語： 工作精度 ,  *CBN電着砥石 ,  *超音波振動ホーニング

分類 (1件)： 研削  (QC03000R)

引用文献 (4件)：

• 日本塑性加工学会編. 超音波応用加工. 2004, 84
• MIZUTANI, H. In-feed Internal Honing of Fine Ceramics. Transactions of JSME, C. 1996, 62, 594, 761
• OHNISHI, O. Effects of Ultrasonic Vibration on Micro drilling into Inclined Surface. Journal of JSPE. 2003, 69, 9, 1337
• 井上大充男. SF方式のホーニング盤によるワンパス加工の実際. ツールエンジニア. 1998, 39, 2, 94

タイトルに関連する用語 (7件)： 超音波振動 ,  援用 ,  ホーニング加工 ,  開発 ,  半径方向 ,  振動発生装置 ,  評価