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J-GLOBAL ID：201302223702452930   整理番号：13A1238029

5-置換フェルル酸の構造および酸化防止活性に関する研究

Study on Structures and Antioxidant Activities of 5-Substituted Ferulic Acid

著者 (4件)： Huang Zizhi (Inst. of Applied Chemistry,Central South Univ. of Forestry & Technol., Changsha) ,  Hu Yunchu (Inst. of Applied Chemistry,Central South Univ. of Forestry & Technol., Changsha) ,  Sun Hanzhou (Inst. of Applied Chemistry,Central South Univ. of Forestry & Technol., Changsha) ,  Li Shuifang (Inst. of Applied Chemistry,Central South Univ. of Forestry & Technol., Changsha)
資料名： Huaxue Tongbao  (Huaxue Tongbao)
巻： 75  号： 11  ページ： 1014-1019  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2008A  ISSN： 0441-3776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： B3LYP法と共に密度汎関数(DFT)を用いて,一連の5-置換フェルル酸の分子構造および酸化防止活性を研究した。フェルル酸の中性,ラジカルおよびラジカルカチオン型の最適構造とその誘導体を得た。2つの主要な作用メカニズム,H原子供与および単一電子移動を研究し,O-H結合解離エンタルピー(BDE)およびイオン化ポテンシャル(IP)を気相で計算した。結果より,分子平面構造および拡張接合高分子鎖は,フリーラジカルの安定性を強化した単一電子の分布を助け,ラジカル連鎖反応を減速あるいは停止させることがわかった。分子上の電子吸引基の導入は,BDE,IPを共に増加させ,そのため,酸化防止剤の活性を低下させるが,電子供与基は逆の効果を示した。更に,HOMO軌道エネルギー準位には,IPとの良好な相関があり,高度に脱局在化したスピン密度は半キノンラジカルの安定性のために非常に重要である。5-置換フェルル酸の酸化防止活性は実験で特定し,実験結果および理論予測結果には良好な一貫性があった。密度汎関数はフェルル酸修飾および新規酸化防止剤の選択に有用である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *活性 ,  密度汎関数法 ,  分子構造 ,  酸化防止剤 ,  化学修飾 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： *5-置換フェルル酸 ,  *酸化防止活性 ,  B3LYP法 ,  密度汎関数 ,  修飾【化学】

分類 (1件)： 化学一般その他  (CA01060X)

物質索引 (1件)： フェルル酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 置換 ,  フェルル酸 ,  酸化防止活性 ,  研究