抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文で,著者らは有力なサブストレート上の不均一核生成のエピタキシャルモデルを提案した。固相(S)の有力なサブストレート(N)上の不均質核生成は臨界過冷度(ΔT<sub>c</sub>)下でサブストレート表面上に偽形の固相(PS)の層のエピタキシャル成長によって生ずる。整合なPS/N界面を持つPS層はサブストレートの原子配列を模倣し,層の厚さとともにミスフィットエネルギーが線型に増加する事となる。臨界厚さ(h<sub>c</sub>)において,弾性歪みエネルギーは臨界値に達し,この臨界点で,PS層における弾性歪みエネルギーを解放するためミスフィット転位が生成される。これが歪のあるPS層を歪の無い固相(S)に,また初期の整合PS/N界面を部分整合のS/N界面に転換させる。この臨界厚さを越えると,さらなる成長は無歪み的で,凝固が成長段階に入りこむ。固体とサブストレート間の格子ミスフィット(f)はh<sub>c</sub>とΔT<sub>c</sub>の両者に強い影響を与え,格子ミスフィットエネルギーの増加と共に,h<sub>c</sub>は減少し,ΔT<sub>c</sub>は増加する。粒微細化に関する文献の一般的に受け入れられている実験的発見を定性的に説明し,有効粒微細化への一般的アプローチを解析するために,このエピタキシャル核生成モデルを利用すべきである。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.