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J-GLOBAL ID:201302224108055324   整理番号:13A0235416

ヘパリンで修飾されたePTFE代用血管の血管および血管細胞の適合性

The blood and vascular cell compatibility of heparin-modified ePTFE vascular grafts
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 30-41  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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人工代用血管は,生得の血管が持つ抗血栓形成特性を持たないため,血栓症や再狭窄などの合併症を高率に発症する。血管および血管細胞との相互作用を改善するために,ePTFE代用血管のルーメンに生理活性ヘパリン(有力な抗凝固性グリコサミノグリカン)を融合させるアプローチを開発した。ヘパリンは,POCで修飾されたePTFE移植片上のカルボキシル官能基を経てアミノ化ポリ(1,8-オクタンジオール-co-クエン酸塩)(POC)に結合した。POCで固定したヘパリン(POCヘパリン)の生理活性および安定性は,血小板粘着と凝固分析を経て特徴づけられた。POCヘパリンが,初代内皮細胞(EC)の癒着,生存度と現象型,ヒトの末梢血から単離した内皮前駆細胞(EPCs)から採取した血液生成内皮細胞(BOECs)および平滑筋細胞に及ぼす影響を調査した。POCヘパリンの移植片は,生理的条件下でin vitroで少なくとも1か月間生理活性を維持した。具体的には,POCヘパリンで被覆したePTFE移植片は,血小板粘着と阻害された全血液凝固カイネティクスを有意に減少させた。POCヘパリンは,ECとBOEC癒着,生存度,増殖,NO産生および内皮細胞特有の標識フォン・ビルブラント因子(vWF)と脈管内皮カドヘリン(VE-カドヘリン)の発現をサポートした。POCヘパリン上で培養される平滑筋細胞は,α-アクチン発現の増加および細胞増殖の減少を示した。本研究は,抗血栓形成性と改善された内皮細胞増殖が所要性質であるステントのような他の血液に接触する装置を修正するのに容易に適合することができる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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医用素材 

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