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J-GLOBAL ID：201302224181394510   整理番号：13A1797845

超疎水性台形溝に対する有効滑り

Effective slippage on superhydrophobic trapezoidal grooves

著者 (4件)： ZHOU Jiajia (Inst. fuer Physik, Johannes Gutenberg-Universitaet Mainz, D55099 Mainz, DEU) ,  ASMOLOV Evgeny S. (A.N. Frumkin Inst. of Physical Chemistry and Electrochemistry, Russian Acad. of Sci., 31 Leninsky Prospect, 119071 ...) ,  SCHMID Friederike (Inst. fuer Physik, Johannes Gutenberg-Universitaet Mainz, D55099 Mainz, DEU) ,  VINOGRADOVA Olga I. (A.N. Frumkin Inst. of Physical Chemistry and Electrochemistry, Russian Acad. of Sci., 31 Leninsky Prospect, 119071 ...)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 139  号： 17  ページ： 174708-174708-11  発行年： 2013年11月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つの相補的アプローチを用いて,種々の構造(3角および長方形縞を含む)の台形断面をもつ超疎水性溝に対する有効滑りを調べた。最初に,そのような表面を流れるフローに関する散逸粒子動力学(DPD)シミュレーションを実行し,1次元テクスチャに関する有効スリップ-長さテンソルの固有値を関連づける表現[E.S.AsmolovおよびO.I.Vinogradova, J.Fluid Mech. 706, 108 (2012)]を評価した。第2に,有効スリップ長の関する理論的見積もりを提案し,コロケーション法に基づくStokes方程式を解くことにより,それを数値的に計算した。この2つのアプローチの比較により,それらが優れた一致をすることを示した。今回の結果は,有効滑りが面積平均スリップ,粗度の大きさ,および液体と接触している固体の分画に大きく依存することを示した。これらの結果を解釈するために,滑り不均一性近傍の流れ特異性を解析し,これらが有効滑りを阻害し,流れの異方性を促進することを示した。最後に,微小流体における応用可能性に動機づけられた,最適一次元超疎水性表面を設計するいくつかのガイドラインを提案した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *疎水性 ,  *滑り ,  動力学 ,  計算機シミュレーション ,  選点法 ,  運動方程式 ,  粗度 ,  異方性
準シソーラス用語： *超疎水性 ,  散逸粒子動力学 ,  動力学シミュレーション ,  コロケーション法 ,  Stokes方程式

分類 (1件)： 不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 疎水性 ,  台形