文献
J-GLOBAL ID:201302224207350893   整理番号:13A0281896

鉄鋼業の環境負荷集約度と財務効果に関する研究-「新日鉄」のゼロエミッション取組みの分析を中心に-

著者 (1件):
資料名:
号: 12  ページ: 127-136  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: L5802A  ISSN: 1347-0523  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本鉄鋼業は,主要な鉄鋼原料の海外依存度がほぼ100%であり,資源価格の急騰や国際競争の激化に直面しながら,ゼロエミッションへの取組みを通じて資源生産性を高め,コスト競争力を向上させることが緊急な経営課題となっている。本稿では,日本の鉄鋼業を代表する「新日鉄」(現新日鐵住金)を対象に,2001年度から2010年度までのゼロエミッション取組みの効果としての副産物・産業廃棄物の環境負荷集約度の経年変化を分析し,それにかかわる産業廃棄物処分コスト及び副産物の資源化のための設備投資額の経年変化と対比させ,ゼロエミッション取組みの財務効果について試算・考察した。本研究の結果は次のことを示した。本9年間の環境負荷集約度の改善による廃棄物処理コストの節約額が334.6億円にのぼると試算できた。「鉄鋼業のゼロエミッション取組みは,副産物・産業廃棄物の環境負荷集約度を改善し,産業廃棄物最終処分にかかわるエンドオブパイプ型の環境対策コスト負担の軽減を通じて会社財務へプラス効果をもたらす」という仮説は,「新日鉄」を対象とした事例分析により実証できた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
経営管理  ,  利益管理  ,  廃棄物処理  ,  資源回収利用  ,  環境問題 

前のページに戻る